はNATOのよって遺された、建築学的また歴史的な意味を持つ戦争遺跡の一つです。


しかし、BUNKER ERICH®は、ただの旧NATOのバンカーというだけではありません。

約75,000m²もの屋外エリア全体が、現在はAREA E® スポーツ&レジャーエリアとして運営されています。

バンカーミュージアムの他にも、写真/(音楽)ビデオのロケ地、セキュリティ訓練場、スポーツ・レジャーエリアとして、また実写ロールプレイ、レーザーゲーム、エアソフトガンによるサバイバルゲームのイベント会場としてなど、その他にも様々な目的のためにこの場所が活用されています。

Luftbild 2009 von einer Veranstaltung

最新情報:

新型コロナウイルスの影響により、2020年11月以降大変厳しい状況に置かれることとなりました。そのため、写真やビデオ撮影のためのロケ地レンタルを増やすと共に、別の選択肢にも力を入れています。その一つとして、Bunker Erichのウェアブランドをより多くの品揃えで皆様にお届けできるようになりました。

商品についての詳細はストアをご覧下さい。

その他Bunker Erichからの支援として、週末のフードトラックや屋台営業のための場所を駐車エリアにて提供しています。

お問い合わせ先: 

Projekt (at) Bunker-Erich.de

Die Corona Kerze vom Bunker Erich „der Rote Punkt“

Bunker Erichは皆様からのご支援(寄付金・物品寄付)によって支えられています。

Bunker Erichを後世へ引き継いでいくため、15年間に渡り多大な努力が尽くされ、そして多方面からの協力を得てきました。

歴史的跡地バンカーを守り維持していくことが私達の最大の目的です。

現在、新型コロナウイルスによって私達も厳しい状況におかれていますが、近い将来皆様にお会いできますことを心より楽しみにしています。

Bunker Erichが今後も活動を続けていくことができるよう、Bunker Erichの商品購入などを通して、皆様からのご支援を頂ければ幸いです 。どうぞよろしくお願い致します。


Bunker ERICHは、ロタール山地(ノルトライン・ヴェストファーレン州)のエルンテブリュック近くにあるNATOの秘密防空壕で、現在も一部使用されています。冷戦時代にはこの場所でドイツ空域中心部の軍事航空管制が行われていました。

このバンカーは防火上の理由で廃止され、空軍活動のためには現在使用することはできません。現在は、エルンテブリュックのハッヒェンベルク兵舎にある第2運用指揮区域とそれに付随する統制報告センター(CRC)が、最先端の電波妨害装置が搭載された地上運用基地によって管理されています。



 1990年10月3日、BUNKER Fuchsbau/Fürstenwaldeと協力し、BUNKER ERICHにてドイツとドイツ空域の再統一が実施されました。

再統一の直後、エルンテブリュックは国家指揮所(National Sector Operation Center, NSOC)のための場所として選ばれました。1990年10月3日からは、ブランデンブルク州のフュルステンヴァルデにある司令部と協力し、新連邦諸国の空域も監視することとなりました。


バンカーの見学は、現在運営上の理由により行っていません。


このバンカーは60年代の冷戦時とほとんど同じ状態のまま、今日まで維持されてきました。


構造に関する情報:

保護等級:9+
(9が最上等級、上限3mのコンクリート壁が使用される)
建設期間:1961-68年
施工:Leveaux Paris
サイズ:50m×40m、高さ23.5m
    3階建て 7.000m²の面積

壁厚:3.5mの鉄筋コンクリート
コンクリート:49.000m³(トラック約10.000台分)
鋼材:9.000トン(エッフェル塔は7.300トン)。
掘削土:3,000,000 m³。
簿価(1974年):133.943.771 ,- DM